
エンハンサーの信仰 評価
・宗教勝利
聖職叙任:宗教ユニットの購入コストが30%下がる
布教の情熱:宗教ユニットが地形や特徴によって移動を妨げられない
宗教勝利を狙うならばこの2つの信仰がおすすめ.多くの伝道師や使徒を購入できる『聖職叙任』はシンプルだが強い.
それに対して,『布教の情熱』は一見地味に思えるが,マルチにおいては相手に気づかれずに伝道師などを移動させる必要があり,地形による移動力の減少は非常につらい.そして気づかれても,相手のスキをついて布教させることも容易になるので『布教の情熱』があるととても心強い.
・軍事ユニット強化
信仰の守護者:自宗教を採用している友好的な都市の付近にいるユニットの戦闘力+10
十字軍:敵対的な自宗教の都市の近くにいるユニットの戦闘力+10
この2つの信仰は軍事ユニットを強化するものであり,特に『信仰の守護者』をとった文明を攻略するのは困難になる.
そのためマルチにおいて,『信仰の守護者』は禁止になることが多い.それに対して,『十字軍』は布教させることができれば非常に強いが,これを取った時点で相手は警戒するので他の文明に布教させるのは難しい.なので,ほかの文明に布教してから『十字軍』をとるか,戦争時に伝道師を連れて行って強引に布教するといいでしょう.どちらにせよ,戦争の準備をしながら信仰力を稼ぐのは,ロシアか『大地の女神』をとるかしないときついです.
・宗教の自然伝播
巡回説教師:この宗教の伝播距離が30%増加する
聖典:隣接する都市への宗教圧力が25%強化される。印刷が研究されたら50%に向上する
宗教の自然伝播を強めるこの2つの信仰は,他文明との都市間隔が狭い時や,他宗教の宗教勝利を阻止する際に役立つでしょう.ほかにとるものがなければとりあえず取るのもいいでしょう.
・取る価値なし
修道院の隔離:神学戦争で敗北しても宗教的圧力が低下しない
宗教的植民地化:この宗教を主流宗教とする文明が築いた都市は、初めからこの宗教を主流宗教とする
埋葬地:聖地を完成させると、隣接するタイルを自文明の領土にする
『修道院の隔離』はそもそも神学戦争が起こること自体が稀なので活用するのは困難でしょう.他宗教の伝道師や使徒は軍事ユニットでつぶすことが多いです.『宗教的植民地化』や『埋葬地』はわざわざ狙ってとるほど強くはないでしょう.