
・社と神殿の強化
合唱曲:社と神殿は産出する信仰力と同等の文化力を供給する.
この世界に糧を:社と神殿は産出する信仰力と同等の食料を供給する.
宗教共同体:社と神殿から住宅+1.
この3つの信仰は共に,社と神殿を強化するものである.特に文化を供給する『合唱曲』は,宗教ルートに寄り道しても文化ツリーの進みが遅れないので強い.社1つだけでも創始したリソースをだいぶ回収できる.食料を供給する『この世界に糧を』は,食料が不足するツンドラ立地であるロシアならば活かせるだろう.住宅を供給する『宗教共同体』は,現環境では住宅はあまり重要でないため弱い.
・都市の出力上昇
禅:2つの専門区域を持つ都市の快適性+1.
労働倫理:都市の信者1人につき都市の生産力+1%.
『労働倫理』は一見強く思えるが,重要なのは人口ではなく信者であること.現環境では1都市の人口が多くないのも
あって,せいぜい5%程度しか得られないだろう.それに対して『禅』は,区域2つくらいならば容易に達成可能であり,快適性による出力アップの方が『労働倫理』を上回る.特にユニーク区域を持つ文明は狙うといいだろう.
・信仰力で購入
イエズス会による教育:信仰力を使ってキャンパスと劇場広場の建物を購入できる.
武僧:神殿がある都市は,信仰力を消費して武僧を購入できるようになる.
武僧は中世の陸上戦闘ユニットで,固有の昇進ツリーを持つ.
この2つは信仰力での購入対象を増やす信仰である.『イエズス会による教育』は,図書館や円形競技場を少ない信仰力で買えるので十分強い.膨大な信仰力を持て余すロシアは狙うのもいいだろう.それに対して『武僧』は,ユニットの武僧自体が中世頃に出るにもかからわず剣士程度の強さしかないため弱い.寡頭制も将軍も効果が乗らない.また昇進自体は強力だが,カーブルの宗主国にもならない限り十分育てるのは困難だろう.
・信仰力強化
天の啓示:世界遺産があるタイルの信仰力+4.
聖骨箱:遺物が生み出す信仰力と観光力が三倍になる.
『天の啓示』はストーンヘンジで創始した場合は取るといいだろう.それ以外は,マルチにおいて遺産を立てる余裕はほとんどないので活用できない.『聖骨箱』は,クメールや遺物を既に持っているならば狙うといいでしょう.モン・サン=ミシェルを立ててる余裕はありません.